サステナビリティ
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サステナビリティとは?
サスティナブルという用語は国連がSDGsを加盟国の達成目標として掲げてから広く使われるようになりました。生活の中で無駄を省いたり差別をしないなどの取り組みはもちろんですが、企業がサステナブルを目指すことにはどのようなメリットがあるのでしょうか。サステナブルという用語の解説とともにご説明致します。
サスティナブルの意味
サスティナブルとは、持続可能な社会という意味を持ちます。近年では、SDGsが掲げる17の目標に対してサスティナブルという言葉をよく用いるようになりました。例えば、環境に配慮した商品やサービスを提供すれば、サスティナブル商品と呼ばれたりもします。このように、サスティナブルとは、地球の環境を大切にしずっと地球で生活を出来るようにするための社会の実現という意味を持つのです。
SDGsとは
SDGsは、持続可能な開発目標のことであり、17の目標を達成させることによる、より良い世界を作ることを目的としております。2015年の国連サミットにより採択され、2001年に策定されたMDGs(ミレニアム開発目標)の後継となります。SDGsが採択されてからは、世界中の企業がより地球環境を大切にしようとするために、様々な施策を行っております。例えば、ゴミを再利用したりCO2の排出に努めたりなどです。現在では、世界中の企業が地球環境を大切にし、未来の世代にもより良い地球で生活できるような環境づくりを心がけております。
サスティナブルとエシカルの関係性
サスティナブルやエシカルという言葉を、最近よく聞くのではありませんか。サスティナブルは、持続可能なという意味合いを持ちます。例えば環境への配慮や格差問題への取り組みなどが良い例です。一方で、エシカルは、倫理的という意味合いを持ち、法律で決められるものではなく社会や多くの人が正しいと考えているものが尊重されるという意味合いを持ちます。例えば、エコ商品を購入したり無農薬野菜を購入したりすることは、エシカル的行動と言えるでしょう。つまり、サスティナブルという目標を達成するためには、一人一人がエシカル的行動を取っていかなければならないのです。
営利と持続可能性は両立可能か
現時点では、営利と持続可能性の両立を行うことは難しいといえるのではないでしょうか。なぜならば、収益性と持続可能性が一見すると相反するものとして考えられるからです。しかし、労働者階級や資源の搾取をしてきた歴史をみると、これらが持続可能ではなく資源が有限な地球では、将来的には必ず別の手段を講じる必要があると考えられます。
環境サステナブル企業に対する環境庁の評価
環境庁が認めるサステナブル企業の評価は、以下の通りとなります。
・投資家等の金融専門家の実務を踏まえたものであること
・気候変動関連に特化せず、水や資源循環、生物多様性等の広範な環境要素を包括的に含め、幅広い環境関連リスク・機会を考慮している企業を評価できるようにするものであること
・開示充実にとどまらず、環境要素への経営への取り組みを企業価値向上に結びつけようとする企業経営の在り方を評価できるようにするものであること
・企業価値にも繋げつつ、環境への正の効果を生み出している企業を評価できるようにするものであること